30代、40代からのTCGっていけるもんなの?

こんにちは、なんやのいっこ店長です。
遊戯王はなんやかんや20年やってます。
昔は商売になるとは思ってなかったような、大会出ては賞品で稼いでたような。

さて、なんのかんの言いながら色んな人に親しまれつつもあり、25年程度の中で市民権も少しずつ拡大されてる感のあるTCG(トレーディングカードゲーム)。

僕ら世代(30~40代)だと、MtG、デュエマ、遊戯王、ガンダムウォー、モンコレあたりのどれかには触れたことのある人も少なくはないんじゃないでしょうか。

で、そんなTCG。
「大の大人が、今から、0から、触っても大丈夫なもんなのか?」という事について書いてみたいと思います。
同世代の人、お願いだから逃げないで読んでね。

結論から言えば、大人の遊びになってしまってるので、バンバン入ってOK。
既存ユーザーの中でも浮くこともないです。
むしろ、ユーザーの高年齢化をどの会社も問題として抱えてるようなレベルです。

さて、このTCGという趣味の何がおもろいのか、という事について。

この切り口は諸刃の剣ではあるけども、最大の魅力というのは「明確なルールの制定された【ブンドド】である」という事でしょうか。

僕ら世代だと、男の子ならガンプラ、トランスフォーマー、キン消し……あれらで沢山遊んだりしたんじゃないでしょうか。
女の子ならシルバニアやリカちゃん&ジェニー、こえだちゃんとかになりますかね。
あーゆーのの「ごっこ遊び」って、特に一人っ子はそうなんですが(僕も一人っ子)、自由に世界を作って、自由に物語を作って。
誰と誰がつるんでて、何のために何をしようとしてる、みたいなのを脳内で決めて遊んだもんだと思うんです。
あれを持ち寄って、共通のルールの下にゲームを行う。
そんなものをイメージしてもらうのが一番伝わるかな、と思ってます。

どういう事かというと、TCGってのは、各ゲームに数百から一万以上にのぼるカードの種類の中から自分だけの数十枚を選ぶとこから始まるんです。
カード毎に強弱が存在するその性質上、似たり寄ったりはどうしても出てきますが、そんな中に自分のこだわりを詰め込む事で「世界に一つだけ」の自分のデッキが生まれるのです。
ガンダム的に言うなら専用機、シャア専用ザクⅡの如く、自分専用MSを設計するようなもんだと言っていいかもしれません。
しかも、それにクセがあればあるほど「自分以外ではその真価を発揮出来ない」という事すら生じる事もあり、これは大きなロマンだと思います。
「設計と運用」が楽しめて、戦略シミュレーション的な側面もある。
クリエイティブな感覚や自分のデッキやプレーで魅せるエンタメ性、狭いゲームの世界の中に【創造と表現】を内包してるってのがいいじゃないですか。

言い換えれば、その人の個性、性格、趣味趣向が大きく反映され、人が見えるゲームだというものでもあります。
相手がいないと成立しない競技であり、そこに人間味が垣間見えるってのが最高に面白いな、と僕は思ってます。

で、こっからもう一つ大事なこと。


「金がかかるんじゃないの?」


ええ……まぁ、ピンキリです。

ゲームタイトルにもよります。
MtGなんかはかかることで有名ですが、ぶっちゃけ強いカードがないと、高いカードがないと遊べないのかといえばそうでもないです。
勝てるかどうかは別の問題になってきますが。
「勝ちたいなら課金しろ」っていう感じがわかりやすいでしょうか。
(※お金注ぎ込んでも腕を磨かないと強くなれない事も多い辺り、スマホゲーなんかのそれより恐ろしくしシビアです)

遊ぶだけなら、既存ユーザーの友達に相談すればおそらくゴッソリとカードをくれるんじゃないでしょうか。
店をやってる僕が言うのもあれですが、それなら無料です。
ただ、「自分の好みに忠実である」「実戦で威力を発揮する」などの条件を加味していくとカードを買っていく必要が生まれてきます。
もう一つ言うと、1ゲーム内で使えるデッキは一つですが、勝負の度に用意するデッキは事前に何個作っても構わないわけで。
一つのデッキではやがて飽きが来るのも避けられず、そうなると新しいデッキを組みたくもなり……ここでまたお金と相談する事になります。
まぁ、人に借りるのもいいんですが、「構築する楽しみ」というゲームの魅力の半分を失うことになるのでそこは割り切りが必要です。

ぶっちゃけ、一枚数万とかは稀だし(数千円クラスはボチボチあれど)、大人の財力なら余裕ですわ。

最大の問題というか難関があるとするなら、それは遊び相手と遊び場所くらいですかね。
まぁ、その辺は昨今カードゲームショップも増えて無料で遊べるスペースもたくさんあるので、勇気さえあればクリアです。
あとは時間……遊ぶ時間、ですね、うん。

その段階で、当店も遊ぶ選択肢に入れてくれたら嬉しいな、と思います。

それでは、皆さんに良きTCGデビューの門出が訪れますように。

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